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珈琲豆の保存について

珈琲豆の保存方法については、各珈琲店で真逆のことを言っていたりします。
正直私も科学的な試験などはできませんので、自分で試した感覚での話しになります。
まず、理想の話をさせていただきます。
豆のままで購入し、その都度挽いて十日間以内に飲みきる(冬場なら二週間程度)。
この場合、直射日光や高温多湿を避けて密閉ビンに入れて室温で保存するのが一番です。
すぐには飲みきれない場合、一ヶ月以内であれば冷蔵庫での保管がいいでしょう。
あまり低い温度の部屋ではなく、野菜室が温度としては適当かと思います。
温度差が大きければ大きいほど、急激に珈琲が湿気を吸います。かなり吸いますので。
臭い移りや酸化を防ぐため、必ず密閉ビンに入れてください。
一番良いのは、初めに一度に使う量を量って小分けしジッパー袋に入れた上で密閉ビン保存。
手間はかかりますが、一度開ける度に全体が結露や酸化の影響を受けるのを防げます。
また、小分けしてあればすぐにまたしまえるので温度変化もほとんどせずに済みます。
これで、「なるほど、じゃぁこうしたらいいんだな」「こうしないようにすればいいんだな」
ということがイメージできたのではないかと思います。
あとは、ストレスにならない程度にどこまで手間をかけるか判断してください。
粉での購入の場合は、方法は全く一緒で、各期間を半分程度に考えてください。
一ヶ月以上にわたる保存は、できれば避けていただくのが一番です。
どうしてもの場合は、おいしく飲めるように保存方法を考えるのは諦めてください。
いかに珈琲という食品を酸化させないようにするかという観点で考えましょう。
となると、やはり密閉して冷凍保存するのが宜しいかと思います。
ただ、珈琲は焙煎という調理をしてあります。
一旦作った料理を冷凍保存して食べると、やっぱり味気なくなってしまいますよね。


ご不明な点は、遠慮なくお尋ねください。
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# by hayashi-coffee | 2010-01-01 00:39